トランスメディア提供アイコン01 アーティスト・イン・レジデンスについて


 “アーティスト・イン・レジデンス” とは、アーティストを一定期間招聘しその間制作活動をしてもらうというシステムで、受け入れ先は、大学、地方都市、美術館など、さまざまです。アーティストに制作のための空間と時間を与え、その活動を奨励するもので、昔は裕福な個人がアーティストを逗留させ、制作にたずさわらせたケースは、国外国内を問わず、たくさんありました。
 文化往来館ひしおは、その名のごとく、文化の往来・交流を目的として設立された機関です。“アーティスト・イン・レジデンス”は、アーティストをサポートすると同時に、滞在アーティストと地域の人々との親交を深めるという面もあり、ひしおの活動としてこれほどぴったりなものはありません。アーティストにとっても、ただ制作活動と発表の機会を得るだけではなく、勝山という素晴らしい日本の自然と町並み、人々の心のこもったホスピタリティーが体験できるのです。滞在アーティストの一人が「自分の中にもっていたけれど、知らなかったものを発見できた」といいましたが、勝山体験は、彼らをアーティストとして、人間として、触発するものであるようです。
 地域の人々にとっても同じことがいえます。アーティストの作品を鑑賞することによって心うたれ、新しい発見をし、またアート体験を共有することによって心が開かれ交流も生まれます。そして、アーティスト/異質なもの、をコミュイティーに迎えるということは、地域の人々も同じく触発され、そこに科学反応のようなものを起こします。コミュニティの細胞の新陳代謝を促す作用です。「ひしおアーティスト・イン・レジデンス」は、生き生きとした勝山、一層魅力のある勝山に繋がっていくことを願うものです。


<過去のレジデント>

2005年 古田日出夫 Hideo Furuta — 彫刻(スコットランド)
開館記念モニュメント「舞い上がる立体」の制作

2006年 フォード・ハラム Ford Hallam — 金工(南アフリカ)
「金工 今と昔」展

2007年 ヴィヴィアン・プリドウ Vivien Prideux― 染色(イギリス)
「縫・紡・染 アート・オブ・ステッチ/アート・オブ・スピニング/アート・オブ・ナチュラルカラー」展


2007年 ターラ・サブワル Tara Sabharwal— エチング・絵(インド/アメリカ)   
「The Light in the Labyrinth」


<これからのレジデント>

2008年   ヒルー・リーベルト Hillu Liebelt— テキスタイル(ドイツ/イギリス)
「DELICATE MATTERS」展 at HISHIO情報はこちら→HISHIO INFOMATION

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過去のレジデント情報→ひしお日記をご参照ください。


 
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# by hishioarts | 2008-09-24 17:47 | Artist in Residence